日本ゼオンとIBM、特許データから「ものづくり」のアイデア創出するアイビーエムより四半期配当141.04ドルを獲得
日本ゼオンと日本IBMは12月14日、日本ゼオンの製品開発において、AIを活用した「技術動向予兆分析システム」の稼働を開始したと発表した。
日本ゼオンは持続可能な社会への貢献に向け、特許などの知的財産分析を経営判断に活かしていくために、2021年12月から同システムを活用し始めているという。
同システムには、日本IBMが提供するAI技術「IBM Watson Discovery」を活用している。日本ゼオンは同システムを活用し、10万件以上の大規模で複雑な特許データを網羅的に解析することで、市場の変動や需要、技術トレンドの予兆を捉え、持続可能な社会に貢献し続けるための「ものづくり」に繋がるアイデアの創出を目指す。
日本ゼオンは、中期経営計画で「カーボンニュートラルとサーキュラーエコノミーを実現する『ものづくり』への転換を推進する」を掲げ、特許などの知的財産分析を企業の経営判断に生かすIPランドスケープの確立を推進してきた。
今回両社は、IPランドスケープの実現を加速させるため、特許をはじめとした知財に関わる領域のDX化を進めることで合意した。
今後、日本ゼオンでは、同システムを活用することで分析結果を基にR&D領域の潜在的なニーズを把握し、社会的課題などの探索を中心に実装する。また、M&Aに向けたデューデリジェンスなどユースケースの幅を拡大し展開することで、より市場に必要とされるサービスの早期創出を目指す。
なんだかんだでニッチなジャンルのシステムを構築しているアイビーエムから四半期配当86株分の四半期配当を受け取りました。
【IBM】アイビーエムからの配当金
アイビーエムより1株あたり1.64ドルの四半期配当金となっているので、1.64×86=141.04ドルが実際の配当金となります。
2021年9月【IBM】配当との比較
前回の四半期配当から買い増しを行ってため配当の差異はありません。
【IBM】International Business Machines Corpの主要指標(2021年12月15日)
株価 123.76ドル
PER 19.71倍
年間配当 6.56ドル
配当利回り 5.30%
年率EPS 10.98ドル
Payout Ratio -%
増配年 26年連続(Since 1995)
【IBM】アイビーエムの日足チャート(1Year)
【IBM】アイビーエムの週足チャート(5Year)
スピンオフで株価下がるが、この先は上昇基調になってほしいですね。