GlaxoSmithKlineとGoogleのライフサイエンス部門がバイオエレクトロニクス医療の研究企業を合弁で立ち上げるグラクソスミスクラインより四半期配当16.35ドルを獲得
大手製薬企業のGlaxoSmithKlineは二週間前に、AppleのReasearchKitを使って関節炎の研究を行うと報道されたが、今日は、Alphabet傘下の元Google Life Sciences、現Verilyとの合弁企業Galvani Bioelectronicsを創る、と発表した。
出資比率、GSK 55%、Verily 45%のこの会社は、バイオエレクトロニクス(bioelectronics, 生体電子工学)医療を研究する。
それは小さなデバイスをインプラントして、電気信号により神経のインパルスを変える、という療法だ。この医療はとくに、関節炎や糖尿病、喘息などに有効、と考えられている。新企業は最初、2型糖尿病のような疾患を研究対象とする。
Galvaniの業務の多くはイギリスにあるGSKのR&Dセンターで行われ、副次的研究センターとしてAlphabet母艦の近く、Verilyのサウスサンフランシスコオフィスが使われる。今後、反トラスト関連の承認が必要だが、両社は年内に合弁は成立すると信じている。
バイオ研究でIT技術も踏み込んできているグラクソスミスクラインから四半期配当33株分16.35ドルの四半期配当を受け取りました。
【GSK】グラクソスミスクラインからの配当金
グラクソスミスクラインより1株あたり0.4956030ドルの四半期配当金となっているので、0.4956030×33=16.35ドルが実際の配当金となります。
2018年7月【GSK】配当との比較
ポンド安が進んだため前回四半期配当0.503→0.495ドルと1株あたりの配当が低下しています。
【GSK】GlaxoSmithKline plcの主要指標(2018年10月27日)
株価 39.32ドル
PER 44.48倍
BETA 0.56
年間配当 1.98ドル
配当利回り 4.99%
年率EPS 2.94ドル
Payout Ratio 66.7%
増配年 0年(GBPベースにより変動あり)
【GSK】グラクソスミスクラインの日足チャート(1Year)
【GSK】グラクソスミスクラインの週足チャート(5Year)
高配当だけに、配当だけでも十分長期的に報われる企業のひとつではないだろうか。