【WMT】米スーパー業界の健康志向化により商品・店舗・サービスに変化しつつある小売市場の雄であるウォルマートを69.44ドルで8株買い増し(2017年3月)

食料雑貨店の業界でその根本が揺らぐような変化が起きている小売りセクターのウォルマートを8株557.44ドルで追加購入

顧客の買い物体験はより良いものになると見られている。しかしそれは、小売各社にとってはあまり魅力的な変化とは言えず、中にはこの変化を乗り切ることができない企業もあるだろう。

小売大手のクローガーやウォルマートらがこれらカテゴリーの取り扱いを増やしたことにより、ヘルシーな自然食品が以前よりも入手しやすくなり、手ごろな価格となった。

その影響を受けたのはホールフーズ。いわゆる“オーガニック食品”分野を強みとしていた同社は、競合の参入により6期連続で売り上げが減少している。

アマゾンvsウォルマート

ウォルマートは米国内最大手の小売企業だ。市場調査会社ユーロモニターによれば、CVSヘルスとクローガーがその後に続き、アマゾンは4位につけている。そのアマゾンがウォルマートに勝つには「ファッションと食料品の部門を勝ち取る必要がある。アマゾンは確実に、食料品部門を狙っている」と、ユーロモニター小売部門のミシェル・グラントは言う。

食料品のオンライン通販(生鮮食品もパッケージ食品も)は、まだ始まったばかりのトレンドだが両社とも試験的に取り組んでいる。

アマゾンでは生鮮食品の配送サービス、アマゾンフレッシュを数多くの主要市場で展開中。ウォルマートも2011年から、オンラインで注文した食料品を指定場所でピックアップできるサービスを開始した。これらのサービスはいずれも急成長を遂げており、こうした取り組みが業界全体に影響を及ぼすだろう。

小売り業界のトレンドが変化しても弱者は淘汰されるが大きなシェアを確保している企業はそれをも飲み込む力を持つ。アマゾンにも太刀打ちできるであろうウォルマート買い増しで合計保有株は58株となり平均買付株価は64.69ドルとなった。

【WMT】Wal-Mart Stores Inc.の株価指標

株価 69.68ドル

PER 15.96倍

年間配当 2.04ドル

配当利回り 2.93%

BETA 0.14

年率EPS 4.32ドル

Payout Ratio 47.2%

増配年 44年連続(Since 1973)

ウォルマートの購入理由

  • 44年連続増配であること
  • 連続増配銘柄であること
  • NYダウ工業株30種指数銘柄であること
  • 小売業界では世界一位のシェアを確保していること

1株あたり年間配当額は2.04ドルなので2.04×8=16.32ドル(1800円)の配当を得られる権利を獲得した。

【WMT】ウォルマートの日足チャート(1Year)

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【WMT】ウォルマートの週足チャート(5Year)

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百貨店などの小売り業界が低迷している中、連れ安により株価が芳しくないがウォルマート自体の業績は悪くないと思っている。

米国株太郎のアメリカ株ポートフォリオ

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今回のウォルマート買い増しで米国株ポートフォリオ比率は7.7%になった。

次の定期購入ターゲットは米国株太郎コア10種のアメリカ株ポートフォリオが低い【PG】プロクター&ギャンブル、【IBM】アイビーエム、【MCD】マクドナルドで考えている。

ウォルマート・ストアーズは世界15か国に進出し低価格なスーパーマーケットを提供する大手小売企業 エブリディ・ロープライス(EDLP)を掲げ...

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