AI導入でソフト部門は好調だが第3四半期売上高が予想届かずのアイビーエムより四半期配当142.76ドルを獲得
米IBM(IBM.N), opens new tabが23日発表した第3・四半期決算は、売上高が市場予想を下回った。企業の裁量支出削減を受けたコンサルティング部門の不振のほか、インフラ事業の減収が響いた。
決算発表を受け、IBMの株価は時間外取引で約4%下落した。
総売上高は前年同期比約1%増の149億7000万ドル。LSEGがまとめたアナリスト予想の150億7000万ドルを下回った。
経済環境が不透明な中、企業は人工知能(AI)を中心とした長期的コンサルティングの費用を優先するようになり、短期的なコンサルティングサービスを提供するIBMなどの企業が影響を受けている。
アービンド・クリシュナ最高経営責任者(CEO)は会見で「裁量的支出の一時中断がIBMのコンサルティング事業に影響を与えている」と述べた。
こうした中でも、企業の間で生成AI技術に対応するためクラウドインフラを拡大する動きが続いていることを背景に、ソフトウエア部門が3年ぶりの大幅な増収を記録。
【IBM】アイビーエムからの配当金
アイビーエムより1株あたり1.67ドルの四半期配当金となっているので、1.67×86=143.62ドルが実際の配当金となります。
【IBM】International Business Machines Corpの主要指標(2025年1月)
株価 220.03ドル
PER 27.03倍
年間配当 6.68ドル
配当利回り 3.04%
Payout Ratio 59.39%
増配年 29年連続(Since 1995)
【IBM】アイビーエムの日足チャート(1Year)
【IBM】アイビーエムの週足チャート(5Year)
不発弾に実弾が入ってきたか。