米国たばこ大手企業のアルトリアを8株520.32ドルでNISAより追加購入
優良な北米企業「バロンズ500」2016年ランキングで2位がアルトリアのようだ。
バロンズ500とは、クレディ・スイスの一部門であるHOLTが、米国およびカナダの上場企業のうち売り上げ規模上位500社を対象に、
1)直近の会計年度における売上高成長率(事業買収、売却調整後)
2)過去3年間のCFROI(キャッシュフローに基づく投資収益率)の中央値
3)その中央値との比較での直近の会計年度におけるCFROIの変動率 ―― という三つの指標の均等加重によるランキングを行ったものである。
CFROIでは業種間での比較可能性を高めるため、キャッシュフローには年金関連損益や特別費用などの調整を、バランスシートにはオペレーティングリースや研究開発費などのオフバランス項目の資産換算による調整を行っている。
ちなみにその他の順位は
- アメリソースバーゲン(ABC)
- ギリアド・サイエンシズ(GILD)
- アルトリア・グループ(MO)
- マリオット・インターナショナル(MAR)
- レイノルズ・アメリカン(RAI)
- ウィンダム・ワールドワイド(WYN)
- バイオジェン(BIIB)
- ギャラガー(AJG)
- S&Pグローバル(SPGI、旧マグロウヒルファイナンシャル)
- フェイスブック(FB)
前年旬だった銘柄のようですね。永年に渡って良い企業かどうかの指標ではなさそう。
しかし【MO】アルトリアは47年連続増配の配当貴族。潤沢なキャッシュフローで幾多の危機を脱出してきた企業である。
そんな生命力豊かなアルトリアを買い増しした。
今回のアルトリア買い増しで合計保有株は28株となり平均買付株価は64.61ドルとなった。
【MO】Altria Group Incの株価指標
PER 22.57倍
年間配当 2.44ドル
配当利回り 3.66%
BETA 0.65
年率EPS 3.06ドル
Payout Ratio 73.9%
増配年 47年連続(Since 1969)
アルトリアの購入理由
- 47年連続増配銘柄であり配当貴族銘柄であること
- 配当も3%超えであること
- 増配率も安定して8%を超えていること
- タバコ販売数は落ち込む傾向にあるが、売上減を販売価格を上げることで一定の利益をキープできること
- マルボロという圧倒的に世界に認知されたブランドを有すること
- 設備投資コストが低いこと
1株あたり年間配当額は2.44ドルなので2.44×8=19.52ドル(2000円)の配当を得られる権利を獲得した。
【MO】アルトリア日足チャート(1Year)
【MO】アルトリア日足チャート(5Year)
近年は右肩上がりの素晴らしいチャートとなっている。つまり押し目買いってのが少ない銘柄といえる。
なので、株価の大幅な下落を待つのではなく、定期的に買い増しを行い配当再投資することが最良のリターンを得られると思われる。
米国株太郎のアメリカ株ポートフォリオ
今回のアルトリア買い増しで米国株ポートフォリオ比率は7%になった。
次の定期購入ターゲットは米国株太郎10種のアメリカ株ポートフォリオが低い【PM】フィリップモリス、【PG】プロクターアンドギャンブル、【KO】コカコーラで考えている。