がん医薬のメディベーションを140億ドルで買収を発表したファイザーより四半期配当15ドルを獲得
アラガン買収失敗により別の買収先をメディベーションとした。
メディベーションが手掛ける前立腺がん治療薬「XTANDI(一般名:エンザルタミド)」は2桁の伸びを記録しており、米国内の第2・四半期純売上高は3億3030万ドルと、50%超の増収との通年目標を達成する見込み。米国外については、アステラス製薬がエンザルタミドの販売権を持っている。
ファイザーは買収により、エンザルタミドのほか、メディベーションが開発中の乳がん治療薬も取得する。
そんな高額買収劇を演じているファイザーより配当をいただきました。
【PFE】ファイザーからの配当金
【PFE】より1株あたり0.3ドルの四半期配当金となっているので、0.3×50=15ドルが実際の配当金となります。
2016年6月【PFE】配当との比較
買い増しを行っていないため、配当金の変動はありません。
【PFE】Pfizer Incの主要指標(2016年9月7日)
株価 34.77ドル
PER 30.82倍
年間配当 1.2ドル
配当利回り 3.45%
BETA 0.96
年率EPS 2.46ドル
Payout Ratio 48.8%
増配年 6年連続(Since 2010)
【PFE】ファイザーの日足チャート(1Year)
【PFE】ファイザーの日足チャート(5Year)
1年前のチャイナショックからはかなり株価回復。
新薬の開発が思うように進まないときは、金にものを言わせて買収により企業ごと新薬とともに飲み込んでいく。
そんな高配当な巨大製薬企業のファイザーを何らかの要因で株価が下落した際には買い増ししていく。