英EU離脱への対応コストは110億円の見通しのファイザーより四半期配当24.48ドルを獲得
欧州企業だけが英国の欧州連合(EU)離脱に伴う痛みに直面しているわけではない。
米製薬会社ファイザーも、英EU離脱に対応するコストが1億ドル(約110億円)に上るとの見通しを示した。
ファイザーは電子メールでこのコストについて、製品テストおよびライセンスの他国への移管、臨床試験の管理手続き変更、他の予防的措置に伴うものだと説明した。
ファイザーの2017年の売上高530億ドルのうち、英国は約2%を占める。同社は、製薬業界が「合意なき英EU離脱」を警戒する中で直面するジレンマを浮き彫りにしている。
英EU離脱の影響を巡る不確実性を受け、英アストラゼネカやグラクソ・スミスクライン、米メルクなどの企業は、 最悪のシナリオへの準備を余儀なくされている。
EU離脱のコストも嵩む企業も多く、製薬企業も例外ではないファイザーから72株分の四半期配当を獲得した。
【PFE】ファイザーからの配当金
【PFE】より1株あたり0.34ドルの四半期配当金となっているので、0.34×72=24.48ドルが実際の配当金となります。
2018年6月【PFE】配当との比較
前回四半期配当より買い増しを実施していないため、配当金の増減はありません。
【PFE】Pfizer Incの主要指標の主要指標(2018年9月12日)
株価 42.31ドル
PER 11.30倍
BETA 0.87
年間配当 1.36ドル
配当利回り 3.21%
年率EPS 2.99ドル
Payout Ratio 45.5%
増配年 8年連続(Since 2010)
【PFE】ファイザーの日足チャート(1Year)
【PFE】ファイザーの週足チャート(5Year)
ここのところ、株価が急伸している。
ファイザーはのんびりとポートフォリオのサブとして状況を見て買い増し実施していきたい。