パウダー使用で卵巣がんにより460億円の賠償命令が下されたジョンソンエンドジョンソンを6株785.94ドルで追加購入
米カリフォルニア(California)州ロサンゼルス(Los Angeles)の陪審は21日、米製薬・日用品大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)に対し、タルク(滑石)を成分とする同社の製品の使用が原因で末期の卵巣がんを患ったとして訴えた女性に4億1700万ドル(約460億円)を支払うよう命じた。J&Jは評決を不服として上訴する方針。
タルクを使用した同社の製品をめぐっては、がんを引き起こす危険性について消費者に警告していなかったとして、全米で多数の訴訟が起こされている。
昨年7月に訴訟を起こした原告のエバ・エチェベリア(Eva Echeverria)さん(63)は、タルクを原料とするパウダーを女性器周辺の衛生のために長年使用。その後、がんを発症した。
ロサンゼルス上級裁判所の関係者によると、支払いが命じられた賠償金には3億4700万ドル(約380億円)の懲罰的損害賠償が含まれている。
J&Jの広報担当者は「当社の『ベビーパウダー(Baby Powder)』の安全性は科学的裏づけがある」として、上訴すると表明した。
ミズーリ(Missouri)州セントルイス(St. Louis)の陪審も、同様の訴訟で3億700億ドル(約340億円)余りの賠償をJ&Jに命じている。
訴訟リスクはつきものであるが全体での影響に問題なしと考えている。若干株価の上値が抑えられているジョンソンエンドジョンソン買い増しで合計保有株は42株となり平均買付株価は116.43ドルとなった。
【JNJ】Johnson & Johnsonの株価指標
株価 130.99ドル
PER 22.22倍
年間配当 3.36ドル
配当利回り 2.58%
BETA 0.78
年率EPS 7.18ドル
Payout Ratio 46.8%
増配年 55年連続(Since 1962)
ジョンソンエンドジョンソンの購入理由
- 55年連続増配銘柄であり配当貴族銘柄であること
- 増配率も安定して高い値をキープしていること
- 財務状況も健全でS&P格付け最上位AAAであること
- ブランド価値も高く一般消費者にも浸透していること
1株あたり年間配当額は3.36ドルなので3.36×6=20.16ドル(2210円)の配当を得られる権利を獲得した。
【JNJ】ジョンソンエンドジョンソン日足チャート(1Year)
【JNJ】ジョンソンエンドジョンソン週足チャート(5Year)
ここ数か月は株価停滞している。しかし圧倒的ディフェンシブ銘柄であり安定度抜群であるジョンソンエンドジョンソンは米国株太郎の一押し銘柄である。
米国株太郎のアメリカ株ポートフォリオ
今回のジョンソンエンドジョンソン買い増しで米国株ポートフォリオ比率は8.3%になった。
次の定期購入ターゲットは米国株太郎コア10種のアメリカ株ポートフォリオが低い、【PG】プロクターアンドギャンブル、【KO】コカコーラ、【WMT】ウォルマートで考えている。