マクドナルドはハンバーガー・ファーストフードのフランチャイズ経営を行う外食チェーン。NYダウ工業株30種の構成銘柄で連続増配の配当貴族
主力ハンバーガーの他、サラダ、コーヒー等の各種ドリンクやデザートを提供し、メニューの拡大を推進。
売上の内訳は直営店とフランチャイズ店からマクドナルドは構成している。
事業は米国、欧州、アジア太平洋・中東・アフリカの地域別部門で構成。店舗数では「サブウェイ」に次ぎ世界2位となっている。
米国ではドライブスルーが過半で、日本では1971年に銀座1号店を開業。
主力商品はビッグマック、エッグマフィン、フライドポテトが看板商品で誰もが1度は食べたことがある商品となっている。
近年は健康志向で逆風もある。2018年までに約1割超の4000店が撤退予定。FC(フランチャイズ)比率を81%から93%まで引き上げ、株主還元の強化など大胆な再建策を発表している。
【MCD】はNYダウ工業株30種採用銘柄で41年を超える連続増配を実施しており、米国株でも長期投資家のポートフォリオ候補に挙がる企業です。
採用インデックス
- ダウ30
- S&P100
- S&P500
- ラッセル1000
【MCD】マクドナルドの営業成績
売上げ、営業利益、純利益すべてにおいて安定した業績を毎年達成している。
2014年には使用期限切れの鶏肉を混入させる事件もあったが、業績には大きく影響していない。
【MCD】マクドナルドの利益・配当・純資産
EPS:一株当たり利益
DPS:一株当たり配当
BPS:一株当たり純資産
EPSもしっかり確保させつつ毎年増配も継続している経営がしっかりしている優良企業です。
ROEも30%を超え続けており、効率よく経営されています。
【MCD】マクドナルドのキャッシュフロー
キャッシュフロー半端ないです。各国のフランチャイズ(日本マクドナルドなど)から安定的にフランチャイズフィーなる上納金を安定的に徴収でき、売上げが向上で利益も追従できるワイドモートなビジネスモデルです。
【MCD】マクドナルドの株価チャート(10Year)
2005年1月 株価31.60ドル 配当0.670ドル
2010年1月 株価62.63ドル 配当2.200ドル
2015年1月 株価94.13ドル 配当3.400ドル
2016年1月 株価117.25ドル 配当3.560ドル
株価が横ばいで低迷する時期もあるが、安定したキャッシュフローを得続けることができ、朝マックの終日化などがヒットし株価が急上昇。
超優良企業なので株価の大幅下落が少なく割安感はあまりないですが、配当率も3%前後とそこそこ高配当の域でもあり毎年増配するため長期投資家にとっては魅力的な銘柄と思われます。