AI導入が寄与1─3月期決算が予想上回るマイクロソフトより四半期配当32.25ドルを獲得
米マイクロソフト(MSFT.O), opens new tabが25日に発表した第3・四半期(3月まで)決算は売上高と利益が市場予想を上回った。クラウドサービスおよびビジネスソフトウエア製品全体での人工知能(AI)導入による伸びが寄与した。
株価は引け後の時間外取引で4%超上昇し、時価総額を1280億ドル押し上げた。
Eマーケターのブリーフィング担当シニアディレクター、ジェレミー・ゴールドマン氏は「AIに支援されたマイクロソフトの決算は、イノベーションの強化が実を結んでいることを示している」と指摘。生成AI「チャットGPT」を手がける米新興企業オープンAIへの投資などに言及した。
売上高は17%増の619億ドルと、LSEGがまとめた市場予想(608億ドル)を上回った。1株利益は2.94ドルで、こちらも市場予想(2.82ドル)を上回った。
同時にAIを中心とした設備投資も前年同期の115億ドルから140億ドルに増加。調査会社ビジブル・アルファがまとめたアナリスト予想(131億4000万ドル)を上回った。
【MSFT】マイクロソフトからの配当金
マイクロソフトより1株あたり0.75ドルの四半期配当金となっているので、0.75×43=32.25ドルが実際の配当金となります。
2024年3月【MSFT】配当との比較
前回との配当金の変動は買い増し実施していないため配当差異はありません。
【MSFT】Microsoft Corporationの主要指標(2024年7月)
株価 467.56ドル
PER 48.1倍
年間配当 3.00ドル
配当利回り 0.64%
Payout Ratio 22.53%
増配年 22年連続(Since 2002)
【MSFT】マイクロソフトの日足チャート(1Year)
【MSFT】マイクロソフトの週足チャート(5Year)
エヌビディアには劣るが伸び率十分。