2016年の第四四半期は17%減益のベライゾンを11株532.84ドルで追加購入
米通信大手ベライゾン・コミュニケーションズが24日に発表した2016年10~12月期決算は、純利益が前年同期比17%減の44億9500万ドル(約5090億円)となった。売上高は同6%減の323億4000万ドル。稼ぎ頭だった携帯電話事業の成長が鈍化し、3四半期連続で減収減益となった。
1株利益は同17%減の1.10ドル。特殊要因を除いた1株利益は0.86ドルと、市場予想(0.89ドル程度)を下回った。
他社との契約者囲い込み競争の激しい米携帯市場では、収入増を狙った値上げに踏み切るのは難しい。携帯事業の営業利益率は27%と、前年同期を1.6ポイント下回った。成長の指針となる新規携帯電話の契約件数(プリペイドは除く)も16万7000件の純増にとどまり、前年同期の水準(44万9000件の純増)を大幅に下回った。
携帯事業に代わる成長のけん引役として、同社は独自動画の配信などを通じたネット事業の拡大に力を入れる。こうした戦略を進めるために、16年7月に米ネット大手ヤフーの中核事業の買収を決めたが、その後、過去にヤフーで大規模な個人情報の流出があったことが発覚し手続き完了に手間取っている。
16年12月通期の決算は、売上高が前年比4%減の1259億8000万ドル、純利益が同27%減の131億2700万ドルだった。
決算悪くも買い増しを続けます。
今回のベライゾン買い増しで合計保有株は85株となり平均買付株価は48.95ドルとなった。
【VZ】Verizon Communications Incの株価指標
株価 48.44ドル
PER 14.97倍
年間配当 2.31ドル
配当利回り 4.79%
BETA 0.43
年率EPS 3.92ドル
Payout Ratio 58.9%
増配年 11年連続(Since 2005)
ベライゾンの購入理由
- 11年連続増配であること
- 連続増配銘柄であること
- NYダウ工業株30種指数銘柄であること
- 全米でAT&Tと並び巨大通信企業であること
- ベータ値が低いこと
- 高配当銘柄であること。
1株あたり年間配当額は2.31ドルなので2.31×11=25.41ドル(2800円)の配当を得られる権利を獲得した。
【VZ】ベライゾンの日足チャート(1Year)
【VZ】ベライゾンの週足チャート(5Year)
ベライゾンが決算悪くも、買収したYahooは市場予想を上回っている。
直近では【T】に置いて行かれているが、高配当ディフェンシブ銘柄であるため、気にせず買い増しを実施していく。
米国株太郎のアメリカ株ポートフォリオ
今回のベライゾン買い増しで米国株ポートフォリオ比率は9.4%になった。
次の定期購入ターゲットは米国株太郎コア10種のアメリカ株ポートフォリオが低い【JNJ】ジョンソンエンドジョンソン、【PG】プロクター&ギャンブル、【MCD】マクドナルドで考えている。