22年通期利益が過去最高となったエクソンモービルより四半期配当269.36ドルを獲得
米石油大手エクソンモービルが31日発表した2022年12月期通期決算は利益が大幅に増えて過去最高に達した。原油価格の高騰が寄与したもので、米国屈指の好業績企業という地位を取り戻し、新型コロナウイルス禍の間に出した多額の損失を帳消しにした。
通期純利益は557億ドル。これまでの最高だった08年の452億ドルに比べ100億ドル余り多く、銀行大手やハイテク大手、ワクチンメーカーを上回った。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の分析によると、10-12月期決算を発表した企業のうち通期利益がエクソンを上回ったのはこれまでのところアップルとマイクロソフトのみ。
ダウ・ジョーンズのデータによると、エクソンの株価は22年に約80%上昇し、上昇幅としてはS&P500種指数構成銘柄で4位だった。
コロナで天と地を味わっているエクソンモービルから四半期配当296株分の四半期配当を受け取りました。
【XOM】エクソンモービルからの配当金
エクソンモービルより1株あたり0.91ドルの四半期配当金となっているので、0.91×296=269.36ドルが実際の配当金となります。
2022年12月【XOM】配当との比較
前回四半期配当より買い増し実施していないため配当差異はありません。
【XOM】Exxon Mobil Corporationの株価指標(2023年3月)
株価 103.41ドル
PER 7.81倍
年間配当 3.52ドル
配当利回り 3.64%
年率EPS 9.98ドル
Payout Ratio 36.46%
増配年 40年連続(Since 1983)
【XOM】エクソンモービルの日足チャート(1Year)
【XOM】エクソンモービルの週足チャート(5Year)
これからの株価の伸びは難しいのではないかと思っている。