「経営トップ250」で3年連続の首位のマイクロソフトより四半期配当29.24ドルを獲得
The Wall Street Journalの経営トップ250は、米国の大手上場企業の番付であり、クレアモント大学院大学のドラッカー研究所が作成している。
首位はMicrosoftで、Apple(2位)、IBM(3位)、General Motors(4位)、Whirlpool(5位)がこれに続いた。WSJが指摘したように、2021年はテクノロジー企業がトップ5を独占した。2022年のトップ5には、第一次世界大戦よりも前に創設された企業が3社含まれている。IBMとWhirlpoolは1911年に創設され、GMは1908年に創設された。6位に入ったのは、GPUを手がけるNVIDIAだ。
Googleの親会社であるAlphabetは2022年、24位に順位を下げた。WalmartやHome Depotよりも下位だが、チップメーカーのAMDとQualcomm(いずれも25位)、Verizon Communications(27位)には勝っている。「Facebook」を運営するMeta Platformsは130位で、前年の31位から大幅に順位を下げた。売上高の成長が鈍化していることや顧客満足度の低さ(32.5点)が足を引っ張った。
7位はIntel、8位はAmazon.comで、テクノロジー企業がトップ10の7つを占めた。トップ10の残りの企業は、Johnson & JohnsonとMastercardだ。
トップ20のそのほかのテクノロジー企業には、HP(12位)、Cisco Systems(14位)、Adobe(15位)が含まれる。
2022年のランキングでは、Meta、Amazon、Alphabet、Uber、Salesforceが順位を落とした、とWSJは指摘している。
ドラッカー研究所は、顧客満足度、従業員のエンゲージメントと能力開発、イノベーション、社会的責任、財務力の5つのカテゴリーのスコアに基づいて、各企業の「経営の効率性」を100点満点で評価している。データソースには、J.D. Power、Glassdoor、Clarivateなどが含まれる。
Microsoftは、顧客満足度で48.6点、従業員のエンゲージメントと能力開発で70.8点、イノベーションで133.7点、社会的責任で73.5点、財務力で91.7点を獲得し、総合的な「経営の効率性」のスコアは98.6点だった。Appleの各カテゴリーのスコアは60.7点、61.6点、90.3点、65.9点、92.7点で、「経営の効率性」のスコアは83.2点だった。IBMは、財務力で51.4点しか獲得できなかったが、イノベーションについては99点という高い評価を得た。
技術力・ブランド力・経営力などのかなりの要素で付加価値高いマイクロソフトから四半期配当43株分の四半期配当を受け取りました。
【MSFT】マイクロソフトからの配当金
マイクロソフトより1株あたり0.68ドルの四半期配当金となっているので、0.68×43=29.24ドルが実際の配当金となります。
2022年9月【MSFT】配当との比較
前回との配当金の変動は買い増し実施していないが増配により配当が増加しています。
【MSFT】Microsoft Corporationの主要指標(2022年12月15日)
株価 257.22ドル
PER 26.52倍
年間配当 2.72ドル
配当利回り 1.06%
年率EPS 9.52ドル
Payout Ratio 28.59%
増配年 21年連続(Since 2002)
【MSFT】マイクロソフトの日足チャート(1Year)
【MSFT】マイクロソフトの週足チャート(5Year)
金利上昇が傾向が落ち着きそうな雰囲気で株価も持ち直しつつある。