オーストラリアの人気コンブチャ・メーカーを買収するコカコーラより四半期配当82.00ドルを獲得
コカ・コーラは、生きたバクテリアを含む発酵飲料「コンブチャ(紅茶キノコ)」のメーカーを買収した。
同社は18日(現地時間)、オーストラリアで有名な「MOJO」というコンブチャ・ブランドを手掛けるオーガニック&ロウ・トレーディングを買収したことを発表した。コカ・コーラがコンブチャ・ブランドを買収するのはこれが初めて。
コカ・コーラは近年、炭酸飲料に限らずそのポートフォリオを多様化させている。
また同社は、8月にスポーツドリンク・ブランド「ボディーアーマー(BODYARMOR)」の少数株を取得したことも発表した。スパークリング・ウォーターの「トポ・チコ(Topo Chico)」やココナッツウォーターの「ジコ(Zico)」などにも投資している。
業界誌Beverage Digestによると、アメリカでは2017年、コカ・コーラで2%、ペプシで4.5%、それぞれ販売量が減少している。
その一方で、ペットボトルの水といった、よりヘルシーと思われるドリンクもしくは健康面で一定の効果が見込まれる飲料は大きく伸びている。
コンブチャの成長はまだまだこれからとはいえ、その売り上げは近年、爆発的に増えている。今年開催されたコンブチャ・メーカーによる会議(「コンブチャ・コン」と呼ばれる)によると、アメリカでは2017年、冷蔵コンブチャとその他の発酵飲料の売り上げは37.4%増の5億5600万ドル(約625億円)だった。
コンブチャのファンは、その健康面でのポジティブな効果に魅力を感じている。しかし、こうした効果は誇張されているとか、一部のブランドでは驚くほど大量の砂糖や少量のアルコールが使われているとの指摘もあり、懐疑的な見方もある。
健康志向な顧客にもアジャストしていくコカコーラから四半期配当205株分82.00ドルの四半期配当を受け取りました。
【KO】コカコーラからの配当金
コカコーラより1株あたり0.40ドルの四半期配当金となっているので、0.40×205=82.00ドルが実際の配当金となります。
2018年12月【KO】配当との比較
前回の四半期配当より買い増しを実施し配当増加に寄与しています。
2019年も2.6%の増配で配当の積み増しが出来ています。
【KO】The Coca-Cola Company の株価指標(2019年4月12日)
株価 46.71ドル
PER 31.14倍
年間配当 1.60ドル
配当利回り 3.42%
年率EPS 2.07ドル
Payout Ratio 75.4%
増配年 57年連続(Since 1962)
【KO】コカコーラの日足チャート(1Year)
【KO】コカコーラの週足チャート(5Year)
ダウが最高値を目指しているが、収益伸びが鈍化していることを嫌気し株価は横ばいである。
しかし、十分なキャッシュフローを有しているコカコーラを今後も買い続けていく。