2030年までに独自のEV充電網整備を計画のウォルマートより四半期配当56.43ドルを獲得
米小売大手ウォルマートは2030年までに独自の電気自動車(EV)充電ステーション網を整備する計画だ。米国内で普及するEVの充電需要を取り込む狙い。
急速充電ステーションはウォルマートと系列の会員制スーパー、サムズ・クラブの店舗数千カ所に設置する。ウォルマートは既にドイツ自動車大手フォルクスワーゲン(VW)傘下でEV充電インフラを手掛ける米子会社エレクトリファイ・アメリカとの提携に基づき、約1300カ所の充電拠点を提供している。
5000カ所強に上るウォルマート店舗とサムズ・クラブの倉庫は、米国人の約90%にとって10マイル以内の場所にある。
ウォルマートのエネルギー転換部門のシニアバイスプレジデント、ビシャル・カパディア氏は「当社は、わが国でほかの誰にもできない方法で航続距離と充電の不安に対応することができる」と述べた。
同氏は、新設する充電拠点には1店舗当たり平均で充電器約4基を設置する見通しを示した。
ウォルマートは金銭面の詳細に関するコメントは拒否した。現在、サプライヤーの選定を進めているという。
EV普及により充電拠点を利用しながら店舗に来てもらう状況はリピーターを生むと考える
【WMT】ウォルマートからの配当金
ウォルマートより1株あたり0.57ドルの四半期配当金となっているので、0.57×99=56.43ドルが実際の配当金となります。
2023年1月【WMT】配当との比較
前回四半期配当権利落ちより買い増し実施していないが増配により配当が増加しています。
【WMT】Walmart Inc.の主要指標(2023年4月)
株価 150.80ドル
PER 35.15倍
年間配当 2.28ドル
配当利回り 1.51%
年率EPS 6.11ドル
Payout Ratio 37.29%
増配年 50年連続(Since 1973)
【WMT】ウォルマートの日足チャート(1Year)
【WMT】ウォルマートの週足チャート(5Year)
増配は少ないが配当王は立派です。