【VZ】第1四半期決算がモバイル契約数が鈍減で減収減益のベライゾンをNISAにて47.21ドルで11株買い増し(2017年4月)

2017年の第四四半期は売上高が7%減のベライゾンを11株519.31ドルで追加購入

米通信大手Verizonの2017会計年度第1四半期(3月31日締め)は、後払い方式の接続契約数が30万7000件の純減で、この数字はさらに増える可能性もあったが、無制限データプランがこれを緩和した。

Verizonの第1四半期決算は、【TMUS】T-Mobileや【S】Sprint、【T】AT&Tとの競争の激しさを浮き彫りにした。非GAAPベースの利益は1株当たり95セントで、アナリスト予想を1セント下回った。売上高は7%減の298億1400万ドル、純利益は20%減の35億5300万ドル。希薄化後1株あたり利益は84セントだった。

ワイヤレス事業の売上高は5%減の209億ドルだった。

Verizonのワイヤレス事業にとって明るい要素の1つは、「Verizon Unlimited」プランの提供開始が第1四半期の契約者流出を食い止めたとみられることだ。Verizon Wirelessの第1四半期の小売り後払いの解約率は1.15%で、前年同期から19ポイント増加した。これはタブレットの解約が原因だ。

最高財務責任者(CFO)のMatthew Ellis氏が電話会議で述べたところによると、2016年、無制限プランの登場で米国のワイヤレス市場の競争が激化したが、Verizonは当初、機器のプロモーションで競争する道を選択したという。2017年初頭までに、「競争の激しさがさらに増した」ことで、Verizonも無制限データプランの提供を開始した。

競争激化で減収減益は当面避けられそうにない高配当株式のベライゾン買い増しで合計保有株は96株となり平均買付株価は48.75ドルとなった。

【VZ】Verizon Communications Incの株価指標

株価 47.21ドル

PER 15.75倍

年間配当 2.31ドル

配当利回り 4.89%

BETA 0.45

年率EPS 3.80ドル

Payout Ratio 60.8%

増配年 12年連続(Since 2005)

ベライゾンの購入理由

  • 12年連続増配であること
  • 連続増配銘柄であること
  • NYダウ工業株30種指数銘柄であること
  • 全米でAT&Tと並び巨大通信企業であること
  • ベータ値が低いこと
  • 高配当銘柄であること。

1株あたり年間配当額は2.31ドルなので2.31×11=25.41ドル(2800円)の配当を得られる権利を獲得した。

【VZ】ベライゾンの日足チャート(1Year)

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【VZ】ベライゾンの週足チャート(5Year)

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悪い決算が続いているベライゾン。おかげかどうかは別として配当はもう少しで5%に迫る勢いの高配当となっている。

米国株太郎のアメリカ株ポートフォリオ

17042704

今回のベライゾン買い増しで米国株ポートフォリオ比率は8.3%になった。

次の定期購入ターゲットは米国株太郎コア10種のアメリカ株ポートフォリオが低い【MO】アルトリア、【JNJ】ジョンソンエンドジョンソン、【MCD】マクドナルドで考えている。