【AMGN】アムジェンは世界最大手のバイオ医薬品メーカーで高収益企業

アムジェンはバイオテクノロジーの大手企業でバイオ銘柄の代表格

アムジェン(Amgen Inc)はバイオ医薬品メーカーで、高度な細胞生物学と分子生物学に基づく治療薬の開発、製造、販売を展開する。

特にがん、腎臓病、炎症、腫瘍学の分野での治療薬の開発に注力、製品は診療所、透析センター、病院に販売される。

主要製品は、がん化学療法中の患者や透析患者向けの貧血症治療剤「アラネスプ」、白血球減少症治療剤「ニューラスタ」など。

一般人には馴染みが薄いが、アムジュンは遺伝子組み換え技術を基軸とした医薬品の開発で先駆的な存在であるバイオ医薬品メーカーの最大手である。

主力製品は関節リウマチ治療薬エンブレルと白血球増殖薬ノイラスタ。

高コレステロール血症治療薬のレパーサが2015年に欧州・米国で承認され今後もバイオ銘柄の最先端に君臨し続けると思われる。

日本での事業は2008年に一度撤退したが、2013年からアステラス製薬と合併で展開しており世界に新薬を提供し続けている。

採用インデックス

  • S&P100
  • S&P500
  • ナスダック100
  • ラッセル1000

【AMGN】アムジェンの営業成績

ROA:総資本利益率(%)
粗利率:グロスマージン(%)

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売上げや営業利益,純利益ともにアムジェンは増加傾向にあり安定成長を続けている。

【AMGN】アムジェンの利益・配当・純資産

EPS:一株当たり利益
DPS:一株当たり配当
BPS:一株当たり純資産
ROE:株主資本利益率

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EPSやROEもしっかりと上昇している。配当は2011年からで増配を続けている。

【AMGN】アムジェンのキャッシュフロー

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新薬をしっかり輩出し続けているため、特許料などを含め40%を超えるキャッシュフローマージンを得ている。

今後、先進国では高齢化がますます加速するため、このようなバイオ企業はしっかりと利益を出し続けることでしょう。

大幅な薬価引き下げなど政府が規制かけないことが前提ですが。

【AMGN】アムジェンの株価チャート(10Year)

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2005年1月 株価64.20ドル 配当0.00ドル

2010年1月 株価57.42ドル 配当0.00ドル

2015年1月 株価161.68ドル 配当2.44ドル

2016年1月 株価157.61ドル 配当3.16ドル

2017年1月 株価147.63ドル 配当4.00ドル

2000年から2010年までの株価は40ドルから80ドルを行ったり来たりしていたが、配当を出し始めた2011年から大きく株価も飛躍している。

バイオブームもあって大きく株価も上昇したが、近年はクリントンやトランプが発言した薬価引き下げ懸念でアムジェンだけでなくギリアド・サイエンシズやイーライリリーなどの大手バイオ銘柄も売られている展開ではある。

高齢化で製薬は必要だが、企業では如何ともしがたい政策によって収支を圧迫する危険性も孕んでいることを認識しつつ株式保有する必要があります。

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